where go + Spinout blog
いつもの、定点的な場所からの撮影。
今日の夕景は、夕日と雲が織りなすグラデが、実に印象的な色味・・
よく見ると、もう少し早ければダイヤモンド鉄塔でしたね。
残念。
いい写真を撮るには、まずはその時その場所にいることが大事。
しょっちゅう感じながら、実践できていない課題です。
XF35mmF1.4R +X-T2
僕をX沼の縁に誘ったレンズ。
明るく、そして開放から使える画質。
T2との組み合わせでは、AFも中々機敏に・・
ちょっとした動きモノは、大丈夫。
最近はT2に常駐していて、大体コレで撮ってしまう。
風景もスナップも、そしてたい焼きもね。
寄れるし、解像も優れているので、トリミングもいける。
何かと楽チンなレンズ。
ただ、強い光源下エッジの効いた被写体だと、開放時に色収差が出やすい。
最近コレに気づいた。
1-2段絞れば鳴りを潜めるので、許容範囲ですが・・
常々申しているが、まずは使って頂きたい逸品です。
あーっ、たい焼き食べたくなってきた。
XF35mmF1.4R +X-T2
ここ数日、過ごしやすいというよりは、やや肌寒い陽気。
GWを挟んで、来月中頃まで予定の仕事が、大幅に期間短縮。
昨日から早く、そして長い連休がスタートしてしまい、
実入りに肌寒さを感じている所です・・
従量制の仕事なんで、あまり早く終わるのも、困り者です。
しかし、右往左往しても仕方ないので、少し遊んでしまおうかな・・
では、ひと足お先です(^^)
XF35mmF1.4R +X-T2
グレインエフェクト。
写真にウエザリングを施す、汚しのテクというか・・
フィルム写真が持つ粒状感を、デジタル的に再現する効果。
写真を拡大して見ていただくと判ると思いますが、ザラつきが付与されて
独特の質感を感じることが出来ます。
被写体を忠実に切り撮る事も写真の使命ですが、このような変化を加え表現することも
コレ醍醐味。
フィルムシミュレーションとの組み合わせで、またひとつ表現力が加わったT2。
どう使い切るか、使い手の想像力が試されるところです。
XF35mmF1.4R +X-T2
先月末頃に、27項目に渡るメジャーアップデートを行った、T2+Pro2。
その中で、僕のお気入りはピンポイントフォーカスの設定。
こんな小さく可憐な花にフォーカスを合わせたい時、とても重宝します。
FUJIFILMは公式にアナウンスしていないのですが、AF全般の精度が向上したように
感じているのは、僕だけ?
ミラーレス機なので、DSLR機のような前ピン・後ピンは無いはずなのですが、
被写界深度の中で、若干後ピン傾向のように感じていました。
ソレがこのアップデートで、改善されている気配。
個体差による事象感覚。はたまたフラシーボかもしれませんが、
僕的には嬉しい事です。
5月下旬には、さらに6項目のアップデートが追加されます。
進化するカメラ。頼もしいですね・・
手にしてから半年が経過して、やっと馴染んできたT2。
僕的に感じた事を書き記しておきます。
XF35mmF1.4R +X-T2
染井吉野・・
日本人が愛してやまない桜の花。
染井吉野は天然木ではなく、人の手で生み出された園芸品種。
それ故、自己交配で子孫を残す事ができない。
コレ、何を意味するかというと、人が面倒を見て次に繋げる算段をしてあげないと
やがて絶えてしまうということ。
染井吉野は病気に弱い品種。また成長が早く大木になりやすいため、管理する側からすると
面倒な樹木。そのため、染井吉野を継投していく苗木の販売は2009年に終了していて、
その運命は既に決まっているのです。
染井吉野の寿命は、確認されているもので140年程の個体が存在。
人間の寿命からしたら、少し遠い未来の話です。
でも日本人にとって、そのDNAに刷り込まれているのではないかと思うくらい琴線に触れる花が、
ソレを生み出した人の都合で、絶えてしまうということが、残念でなりません。
艶やかで、でもどこか切ないこの美しさ。
実は毎年春に、自身の儚さを静かに語りかけていたのかも・・
XF35mmF1.4R +X-T2
散ってしまいましたね・・
昨夜から、かなりの強風が吹き荒れていたので、
だろうなとは思っていましたが。
自然の摂理には、感情なんてモノは存在しなくて、
人間が勝手に、その姿に思いを馳せる訳ですが・・
ほんの少し前まで、その旬を謳歌していた桜の花が、
あとを追う若葉にあっという間に覆いかぶされ、
何事もなかったように消えていく様をみていると、
ちょっと深読みして複雑な気持ちに、僕はなってしまいます。
XF35mmF1.4R +X-T2