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青炎・・

 

JUGEMテーマ:写真日記

 

 

 

 

液燃ストーブが青炎を上げて燃焼するには、何らかの方法で液燃を気化する必要がある。

 

これらのストーブの多くが、ポンピングという儀式を経て燃料タンクを加圧。

そしてタンクから燃料を圧送、ジェット部またはヒートパイプを経て気化させているのだが、

SVEAはちょっと変わっていて、本燃焼の前に燃料タンクをプレヒートで温め、その温度膨張で

タンク内を加圧することで燃料の気化を引き起こしている。

 

僕がSVEAに惹かれたのは、この過程。

 

一度本燃焼に入ると燃焼熱がタンクに継続して伝わり、火を落とすまで気化が継続される。

ポンピング不要で燃焼が続く。コレ中々重要・・

 

 

 

 

 

青炎・・

 

 

 

 

青炎なんて、台所のガスコンロで毎日のように目にしているけど、

タンクに燃料を注油、プレヒートして本燃焼というプロセスを経て見るコレは、

ちょっと違うと感じる・・

 

特にSVEAの燃焼音は、その独特の脈動がたまらない。

 

やはり、病気かな・・

 

 

 

 

A036 + 7M3

 

svea・・

 

JUGEMテーマ:写真日記

 

 

 

 

連休はどこにも行かなかったのですが、真ん中あたりで心の潤いを求めて

コレをポチりました。

 

 

「OPTIMUS SVEA 」

 

 

 

 

svea・・

 

 

 

 

ブラス無垢の輝きが実に渋い・・

 

100年以上前に誕生し、未だ継続生産されている液燃ストーブ。

 

加圧の儀式をせずに青炎を出す、その仕組に興味津々でしたが、

あまりにもシンプル過ぎて拍子抜けしつつ、ソレでいいんだと妙に感動。

毎晩点火の儀式と、燃焼音を楽しんでいます。

 

病気ですね・・

 

コレを気に入ってしまったら、他の液燃ストーブは興味なくなるかも

 

ソレくらい可愛い逸品です。

 

さて、長い長いと世間で騒がれた10連休もあっという間に終了。

憂鬱な現実の再開です・・

 

 

 

 

A036 + 7M3

 

ヤッパリ・・

JUGEMテーマ:キャンプGEAR

VAPOR AF 日本ではどれくらいユーザーがいて、さらにネットに情報をアップしている人は何人いる
か気になって、調べていくうちに、こんなのを見つけてしまいました。

あれま、そっくりですね・・





VAPOR AF パッケージに MADE IN JAPAN の文字がありましたが、あー予想通り、
新富士バーナー製でしたか・・ 

where go + off talk で「VAPOR AF は新富士バーナーのOEMかもねー」と書いていたのです
が、昨年2月にリリースされた、話題の製品だったんですね・・まったくの勉強不足。

でも、モノを見て、コレ作れるところ=新富士バーナーと判断した僕って・・と勝手に自己マンしています。

ところが、既出ネタですが、昨年4月に燃料漏れの問題があって、自主回収しています。
詳しくはコチラ

そして、その後7月に販売中止
詳しくはコチラ

その後この製品は再リリースされることなく、日本の市場から消えたようです。

それが・・


BRUNTON VAPOR AF として、販売されているんですね・・・

あれから、改良され米国でOEM販売していると思うですが、ちょっと気になりました。
幸い僕の持っている固体では、問題の箇所からの燃料漏れは今のところないです。
ただ、ボトル口の精度が悪いのか、ここからよく燃料がにじみます。これはポンプでもキャップでも
確認済み。かなりきつくしめればにじむことはないのですが、Oリングの劣化が早まりそうで、キニナル所です。



なるほど、やはりなかなかのスグレモノ。和製Dragonflyといった面持ちです。
プロダクトとしては、日本市場では安全基準等々、障壁があり短命で終わりましたが、OEM製品を
こうやって入手できた僕はラッキーだったかも・・
これをもう少しいじり倒してから、本家MSRに食指を伸ばすか、はたまた脱線して違う方向に走るか、
決めたいと思います。
実は、そんなに買ってドコで使うのよ・・ってくらいストーブあるんですが、火器マニアの悲しいところで
す。、




火遊び・・




JUGEMテーマ:キャンプGEAR




 
連日猛暑が続いていますが、その中、例のブツを使って火遊び・・
「MUKA」と「VAPOR AF」のレギュラーガソリンによる燃焼試験をしました。

ベランダでやろうかとも思ったのですが、「VAPOR AF」が結構な燃焼音なので、ガレージに移動。
それにしても、今年は毎日こんな暑さが続くのかな・・



「VAPORとMUKA・・」


アメリカンプロダクト(でも日本製)と純日本プロダクト。
若干キャラが違うものの、両方ともレギュラーガソリンが使えるという点では
イマドキのリキッドフュエルストーブです。


「似て非なる・・」


それぞれのボトル。
アルミ製、容量もVAPOR 600ml  MUKA 700ml とありますが。圧縮スペースを
空けるため、燃料は480mlが上限となる。大きな違いは、このあとで・・


「今回はレギュラーで・・」


燃料にレギュラーガソリンを使えるというのは、大きな利点です。両方とも
ジェネレーターの交換は不要。



「MUKAは間口が広い」


コレコレ、大きな違い!
ほぼ同サイズのボトルですが、MUKAの方が間口が広くて、給油やポンプユニット
の挿入がラク!



「この儀式は必須です」


リキッドフュエルならではのこの儀式、ポンピング。急いでいるときはやや面倒では
ありますが、このアクションが火力につながると思うと、楽しくないですか?
■右から二つ目:MUKAは加圧が上限に達すると飛び出してくるインジケーター付
■右:VAPORのコネクト部は大柄。ブタンガスボンベと共用が故のカタチ。


「ではVAPORから、燃やしてみますか・・」


■左下:バーナー本体から延びるコネクト部分をボトルポンプと連結。ブタンガス
ボンベの取り付けと同様ねじ込まなくてはなりません。やや面倒。
■右下:連結するとこんな感じです。


「VAPOR全景・・」


何となくMSR Dragonflyに似たボディですかね・・ジェットから加圧された燃料が
噴出して燃焼するので、その燃焼音は豪快。そんなところもDragonfly似です。


「ボトルには向きがある?・・」


これはoptimusもそんな儀式があった、ボトルの向き。ポンプヘッドにON と OFFの
刻印がされているのですが、燃焼させるときは、ON が上に向くようにボトルをセット
します。これはポンプユニットの燃料吸入チューブが燃焼時はボトルの下側に向く
ようにセットされ、消火時にOFFを上向きにするとチューブ先端が燃料液面から
顔を出して、燃料の供給が止まるのと、燃料ラインのクリーニングが行われるという
優れたアイデア・・・のはずですが、燃焼後向きを変えても火は消えませんでした・・


「では、点火・・」


VAPORはボトル部とバーナー本体の2箇所にバルブがありますが、火加減は
バーナー本体のバルブで行います。
■左:燃調バルブを開けると、ジェットから燃料が噴出します。この状態で点火するより
下側に不燃マットがあるので、そこに一度燃料をしみこませ、点火プレヒートを行うと
スムーズです。
■右:プレーヒート状態。さすがにレギュラーガスは赤火と黒煙が激しいです。


「徐々に・・」


安定して、付いた煤を焼き払いながら、安定した青火に変わっていきます。
VAPORの火遊びは、ここまで・・


次は「MUKA」



「MUKAの接続は至ってカンタン!」


ワンタッチロックのアタッチメントがラクチンです。


「あとはワンバルブアクション!」


このバルブひとつで点火モードから火力調整。そして消火、燃料ラインのクリーニング
と出来てしまいます。

「さあ、点火!」


点火はバルブをStrat の位置にして火種で着火します。この時点でバルブは
全開状態となり、かなり勢いよく火があがります。


「ちょっとビビる・・」


レギュラーガスということもあったか、勢いよく赤火が上がったので、安定する前に
通常モードである Run にしてしまったのです。


ここでアクシデント発生!



「垂れてるんですけど・・」


バーナーの吸気口から、燃料が垂れ始めて、この後・・

燃えました


「鎮火後・・」


ちょっと大げさに書いてしまいましたが、垂れた燃料に引火して一時全体が炎に
包まれました。ベランダでテストしていたら、大騒ぎでしたね・・
新品があっという間に煤だらけです。

「その後は・・」


バーナが冷めてから2回燃焼テストをしてみましたが、前出の現象は起きませんでした。
原因はなんでしょう?
ひとつ考えられることは、火力が安定する前に Runモードにしたことで、気化しきれない
燃料が液状のまま吐出。さらにジェネレーターが冷まされ、生ガスのまま吐出量が増加。
そんな感じでしょうか?
MUKAは点火時に最大火力で着火し、そのまま最大火力でジェネレーターを加熱することで
短時間のうちにプレヒートを完了させる。というコンセプトのような感じがします・・
僕が知っているその他のリキッドフュエルストーブは、多少とろ火でプレヒートしても生ガスが
垂れる構造にはなっていないので、このようなアクシデントに今まであいませんでた。

テントの前出などでリキッドフュエルストーブを使うときは、とろ火点火をよくするんです
が、MUKAはやめておいたほうが、安全です。


「思ったコト・・」



まさしく火遊び、慌ててしまう場面もありましたが、その後MUKAは安定して操作できています。
赤ガスの使用を前面に出して、プレヒート不要を謳うMUKAですが、これは解釈の違いで、その儀式
は短時間ですが必要。その時にはかなりの火勢があると認識していた方が、安全です。

火力は燃焼音の割には、控えめなVAPORに比べ、MUKAの4,000Kcal は実に強力で、1mほど
離れていても熱気を感じる出力には、期待が持てます。

ただ、赤ガスは「臭い」がきついです。白ガスに比べると独特の刺激臭がありますね。コンパクトに収
納できるMUKA と VAPORですが、赤ガス使用時にはポンプユニットだけでもジップロックに入れて
パッキングするなど、工夫をしないと荷物が臭くなってしまいます。

いずれにしても、いいアイテムが出揃いました。VAPORは海外通販に抵抗がなければ、ひとつ持っ
ていても損はないです。MUKAは7月18日現在、Amazonやナチュラムなどネット通販では欠品中
夏休みも本番ですし、早期再販を期待したいところです。


k-5+sigma18-50 F2.8




Liquid Fuel

JUGEMテーマ:キャンプGEAR


今日から「whg+ off talk」のスピンアウトというか、連動でブログを書き記してみたいと思う。
普段から更新も間々ならないのに、ダブルコンテンツを維持できるのかって?
多分内容は両方同じになると思います。
ただ、ブログの方が写真やキャプションを多く設定できそうなので、内容的には充実する・・かも・・・

さて、僕にはコレがあるさー的なコメントを寄せておきながら・・



ハイ! コレ買ってしまいました。そう「SOTO MUKA」です。
6月15日に発売になるやいなや、売り切れ続出。
一部ネット通販や、オークションではプレミアム価格で取引されているようですが・・
昨日散歩がてら出かけたアウトドアショップで在庫していました。



国産のセパレートタイプ・リキッドフュエルストーブは、snowpeakの「ギガパワーWGストーブ」が
ありますが、こちらはホワイトガソリン専用。「MUKA」はレギュラーガソリンも使えるデュアルタイプ
共にプレヒート不要を謳っていますが、「MUKA」は、エアリリース機能がついたコントロールバルブな
ど、後発ならではのキニナルギミック満載です。


「MUKA burner」
■バーナー本体
写真は折りたたんだ状態です。
風防のないタイプなの
で、風の影響がきにな
ります。
フッ素ゴムをステン
メッシュ巻きしたフレ
キホースにより、しな
やかな取り回しと収納
性を可能にしていま
す。
とにかく、コンパクト!


「MUKA 展開中」
■ギミックである足の
展開をご紹介したい
のだが・・
写真でソレ伝えるの
はむずかしいかな・・
一番奥が展開終了真
ん中が展開中
そして手前が収納時
と足を180度回転さ
せることで、コンパク
トな収納状態から
Φ20位の鍋なら余裕
で安定しそうなゴトク
を展開
可能


「MUKA 展開完了」
■Lawprofile
かなり低重心。
安定性は高いです
が、置き場所を考え
ないと、フル燃焼時に
床面を焦がす可能性
もアリ・・
(折りたたみ式のス
マートでない?遮熱
板が付属していま
す。)



「Made in Japan」
■アルミダイキャスト
製のバーナー底に
しっかりと刻まれてい
ます。

がんばれニッポン!


「MUKA pump controlbulb」
■僕がイチバン気に
入っているところ
このバルブです。
このバルブひとつで
コントロールマネジ
メントをすべて行え
るところがスバラシ

特に秀逸なのが、
「Air」モード。
ここにすることで、燃
料の供給を停止
さらにタンク内のエア
リリースが行える。燃
料ホース内の残ガス
をクリーニングする
他、タンク内圧を下げ
る事もできる。
リキッドタイプのストー
ブを使ったことがある
人なら、この機構あり
がたいよね!




「MUKA pump 」
■ズッシリしています。
ポンプシリンダーはア
ルミ製。ポンプノブは
真鍮。その他ステン
や樹脂と複合パーツ
を駆使して、しっかり
とした造りです。




「MUKA Indicator」
■圧力の目安
Made in japanだ
なーと妙に感心してし
まったのが、コレ!
ここの赤いラインが出
てきたら内圧MAXの
目安。
加圧しすぎを防ぎま
す。






















実はまだパッケージを開けて、写真を撮ったくらいの段階なので、実際の燃焼具合なんかは
検証していないのですが、取りあえずこの時点で既に所有欲を満足させる一品です。
最近の僕の中では、ベストバイは「OPTIMUS No.82 NOVA STOVE 」かなーと思って
いたのですが、この「MUKA」も金属パーツ多様がもたらすであろう、耐久性や質感がいい感じ
です。
今のところの不満はポンプから延びる燃料・空気吸入チューブの根元がシリコンコーキ
ングされていて、それがやや、ヤッツケ仕事っぽい仕上げなコト。それとこの部分の燃料耐性
かな・・
7月7日14時30分ごろの時点で、アウトドアワールドつきみ野店で、まだ在庫がありました。
欲しい人は急ぐべし・・



















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